ジャミング・ホット・セブン 港南図書館カルチャーコンサート報告

投稿日時 2017-06-27 | カテゴリ: ジャミング・ホット・セブン

 港南図書館コンサートのレポートです!

 

定員50数名、観客募集開始と同時に満席御礼のライブとなりました。

 1917年、白人5人組みの「オリジナル・デキシーランド・ジャズバンド」による初めてのJAZZレコードが発売されてから丁度100周年ということで、JAZZという音楽がどのようにして誕生したのかを、観客の皆様に曲を通じて解り易く解説するカルチャーコンサートです。

 南北戦争、奴隷解放のお話では、北軍の行軍歌「リパブリック讃歌」や南北戦争を時代背景とした映画「風とともに去りぬ」の「タラのテーマ」、譜面が読めない黒人達の即興演奏のお話では、Tp鈴木正晃さんが「聖者の行進」で、アドリブ演奏とはこんなもんだよ、とばかり縦横無尽なソロを披露しました。

そして、デキシーランドJAZZがシカゴJAZZ、スイングJAZZへと進化してゆくお話と演奏で、第一部は終了しました。

 第2部では、「ムーンライトセレナーデ」「A列車で行こう」から始まり、観客の皆様が良く知っているJAZZの曲を中心に、ブルースやラグタイムなどの曲を演奏し、大いに楽しんでいただきました。

締めは、秋田出身の柴田耕一(Bass)さんが、「正調 秋田音頭」を「ロイヤルガーデンブルース」に乗せて唄う、という離れ業で観客をうならせました。

 終了後のアンケートでは、JAZZを解りやすく聴く事ができ、大変楽しいコンサートだった、と好評をいただいたようです。

 この、カルチャーコンサートは、これからも開催してゆく予定です。

 

後屋敷

 






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